診療案内 - 胃腸内科

食欲不振、体重減少・喉のつかえ、胸やけ・胃の痛み、もたれ・嘔気(吐き気)・お腹の張り、腹痛・便通異常(便秘、下痢)・黒色便、血便などの消化器症状をご相談下さい。消化器病学会の専門医が対応いたします。
逆流性食道炎・慢性胃炎・胃潰瘍/十二指腸潰瘍・脂肪肝はもちろん、近年増加している炎症性腸疾患(クローン病・潰瘍性大腸炎)や過敏性腸症候群・機能性ディスペプシアなど消化器慢性疾患にも対応いたします。

腹部超音波
腹部に超音波を発信する装置をあて、内臓からの反射波をその装置が受けとり、電気信号にかえてモニターに写します。血液からはね返ってきた超音波の情報で臓器の血流を測定することもできます。肝(腫瘍・血管腫・脂肪肝・嚢胞)・胆(胆石・胆嚢炎・腺筋症・腫瘍・ポリープ)・胆管(総胆拡張など)・膵(腫瘍・主膵管拡張・膵石・嚢胞)・腎(腫瘍・嚢胞・水腎症・結石)などの診断に役立ちます。超音波は人体に無害で、痛みを伴うこともありません。消化器病学会の専門医が担当いたします。
ヘリコバクターピロリ感染症(除菌不成功・ペニシリンアレルギーの患者さんへ)
ヘリコバクターピロリ感染は胃の慢性炎症から“萎縮”という胃の老化を惹起し胃癌のリスクを高めます。このリスクを低減するため、現在2種類の除菌方法が保険医療で認められています。が、残念ながら近年の耐性菌出現もあり治療が不成功に終わる事も珍しくありません。
他院で2次除菌まで行っても不成功であった方でも当院ではピロリ菌の3次除菌治療を実施しています。また、保険による除菌療法ではペニシリン系の抗生物質を使用するため、現在ペニシリンアレルギーの既往がある場合は治療が困難となっています。当院ではペニシリンアレルギーの方のピロリ菌除菌治療も積極的におこなっています。
3次除菌は、現在では自費治療になります。3次除菌の内服薬・除菌後の判定を含め合計で1万5千円から2万円(使用薬剤・除菌判定方法によって変わるため詳しくはお問い合わせください)程度になります。